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新・プロレタリア文学精選集 第11巻 落合三郎(佐々木孝丸)『慶安太平記後日譚』昭和5年 塩川書房

新・プロレタリア文学精選集 第11巻 落合三郎(佐々木孝丸)『慶安太平記後日譚』昭和5年 塩川書房

[監修] 浦西和彦 [解説] 真銅正宏

定価7,700円(本体7,000円) 
ISBN 978-4-8433-1190-5 C3393
A5判/上製/函入

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本書の内容

由比正雪の乱に揺れる江戸。騒乱の陰に農民と決起しようとする若き侍達がいた……。革命物語を徳川の世に翻案した表題作や、弁慶話に左翼的味付けをしたユニークな小品「勧進帳」を含む戯曲4篇。

[著者紹介]
落合三郎 おちあい・さぶろう 明治31(1893)・1・30~昭和61(1986)・12・28
小説家、劇作家。本名の佐々木孝丸で演出家、俳優として活躍。釧路監獄教誨師の三男に生れる。島村抱月の芸術座に刺激され上京、アテネ・フランセに通う。秋田雨雀の「土の会」から出発、先駆座、前衛劇場などを経てプロット初代執行委員長。戦後は養子・千秋実の薔薇座に関係、映画・テレビ俳優として活躍。著書に『風雪新劇志』(昭和34)など。