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外務省茗荷谷研修所旧蔵記録 戦中期植民地行政史料 教育・文化・宗教篇 全26リール・別巻

外務省茗荷谷研修所旧蔵記録 戦中期植民地行政史料 教育・文化・宗教篇 全26リール・別巻

[監修] 広瀬順皓

揃定価792,000円(揃本体720,000円) 
ISBN 978-4-8433-1009-0 C3821
35ミリポジティブロール/別巻:A5判上製・クロス装・函入
刊行年月 2003年12月

関連情報

本書の内容

植民地・昭和史・アジア史研究に不可欠な重要文献。本篇は教育を中心に文化、宗教に関する史料です。

分売可  ※各マイクロフィルム定価28,350円(本体27,000円)
●外地一般篇 全8リール(No.1~8)
 揃定価226,800円(揃本体216,000円)
●樺太篇 全3リール(No.9~11)
 揃定価81,000円(揃本体85,050円)
●台湾篇 全5リール(No.12~16)
 揃定価141,750円(揃本体135,000円)
●朝鮮篇 全6リール(No.17~22)
 揃定価170,100円(揃本体162,000円)
●文化篇 全2リール(No.23~24)
 揃定価56,700円(揃本体54,000円)
●宗教篇 全2リール(No.25~26)
 揃定価56,700円(揃本体54,000円)
●別巻 総目録
 定価18,900円(本体18,000円)

【本史料の主な内容例】
●外国日本人学校への教育資料の助成
「本邦ニ於ケル教育制度並状況関係雑件 教育資料関係」より
 当時多くの日本人が移民したブラジル、ペルー、メキシコにおいて日本人の子弟の教育が行われていた日本人学校で、日本文化などを伝えるために適当な教具が乏しいという状況が有り、それらの学校が必要とする教具の購入を助成する事業が昭和10年より行われた。本資料は各国の詳細な教材・教具名(蓄音機・レコード・幻灯機・書籍・理化学標本・実験用品等々)/購入数/見積書/納品書/各国公館に対する指示書などが記録されている。

●高等教育の詳細な制度内容
「本邦ニ於ケル教育制度並状況関係雑件 外地一般関係」より
 1. 青年学校振興運動について
 昭和16年3月及び昭和17年3月の各都道府県別実施報告等々
 2. 教育制度に関する調査
 台湾公立学校官制/朝鮮、台湾の勅令改正案/人口、日本語普及率、就学数、創氏改姓の進捗状況/義務教育制/朝鮮青年特別練成/制度等々
 3.高等教育の制度刷新
 昭和18年に教育全般に国体精神を徹底させるため発した勅令
 (朝鮮教育令/台湾教育令/大学令/高等学校令/専門学校令/青年学校令/実業学校令/中等学校令/師範教育令/国民学校令)等々
 4.高等教育における修業年限短縮に関する法令
  法令/規則/規程/徴集延期/枢密院における説明書/外地学校の卒業予定者数・学生の内訳等々

●朝鮮・台湾・樺太・南洋群島における各種学校調査 
 「本邦ニ於ケル教育制度並状況関係雑件 外地における各種学校調査」より
 外地における初等学校・中等学校・専門学校以上の官公立各学校の修業年限/入学志願者数/職員数及び平均俸給/学生数/卒業者/等々詳細な調査報告書

●旧外地・外国への教員派遣の実態 
 「本邦ニ於ケル教育制度並状況関係雑件 外地派遣教育教員割当関係」より
 外国及び外地(満州国・関東州・中国蒙彊・朝鮮・台湾・樺太・南洋群島)への教員派遣に関する具体的な報告書
・ 目的/具体的な人選/教員の学歴/待遇内容/要求人員の数
・ 教員不足の状況及び需要見込 等々