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臨時帝室編修局史料「明治天皇紀」談話記録集成 全9巻

臨時帝室編修局史料「明治天皇紀」談話記録集成 全9巻

[編集・解題] 堀口修

揃定価158,400円(揃本体144,000円) ※分売不可
ISBN 978-4-8433-0901-8 C3321
A5判/上製
刊行年月 2003年04月

関連情報

本書の内容

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臨時帝室編修局が「明治天皇紀」を編纂するため、明治天皇の側近奉仕者たちから聴取した「談話速記(筆記)」(宮内庁書陵部所蔵)を影印復刻する。話者がそれぞれの立場から見た天皇の姿や、時々の政治・外交・軍事等の動向を語ったもので非常に貴重なものである。
 天皇を目の当たりにしていた側近奉仕者が語ったことであり、他史料では窺い知ることの出来ない多くの事項を含んでいる。また、明治政権の枢要な人物の動向も知ることができる。

★臨時帝室編修局とは・・・皇室令第22号により、臨時編修局として大正3年11月設置。同5年4月、臨時帝室編修局と改称。「明治天皇紀」の編修を業務とする部局で、昭和8年9月「明治天皇紀」を昭和天皇に奉呈。(これは『明治天皇紀』(吉川弘文館)として公刊)

■本書の特色
●近年さかんとなっている明治天皇研究に関する貴重な史料。
●明治天皇の素顔を知ることができる。
●他史料には現れない、明治期政界の隠れた一側面である天皇周辺の動きを伝え、政治史、外交史、軍事史の研究に新たな事実を提供する。
●正史編纂に使われたオーラルヒストーリーとして先駆的な史料。