HOME書籍検索四親王家実録 第Ⅱ期 桂宮実録 全7巻四親王家実録 第Ⅱ期 桂宮実録 第1回配本 全3巻 > 四親王家実録 第Ⅱ期 桂宮実録 第1巻 智仁親王実録

四親王家実録 第Ⅱ期 桂宮実録 第1巻 智仁親王実録

四親王家実録 第Ⅱ期 桂宮実録 第1巻 智仁親王実録

定価27,500円(本体25,000円) 
ISBN 978-4-8433-5105-5
刊行年月 2016年10月

オンライン書店

オンライン書店で『四親王家実録 第Ⅱ期 桂宮実録 第1巻 智仁親王実録』の情報をチェックする

本書の内容

● 智仁親王〔としひと・しんのう〕天正七(一五七九)年〜寛永六(一六二九)年
八条宮(桂宮)初代当主。父は誠仁親王(正親町天皇の第一皇子)、母は左大臣勧修寺晴右の娘藤原晴子。同母兄に後陽成天皇。幼称は胡佐麿。天正一四年、豊臣秀吉の猶子となるが、秀吉に実子が誕生したため、豊臣家を離れる。同一八年、秀吉より八条宮の宮号と知行地三千石(山城国石田・小栗栖・木幡)を得る。翌年一月に親王宣下、式部卿となる。秀吉の死後、後陽成天皇の継嗣に擬されたが、幕府の介入により慶長一六(一六一一)年、甥の政仁親王(後水尾天皇)が即位する。元和三(一六一七)年九月、幕府より旧領安堵を受け、領内の下桂村に別業(現在の桂離宮)を造営する。若年から細川幽斎について歌学を修め、多くの詠草を残すとともに古典籍の収集・書写に尽力。これらの資料群は同別業に納められ「桂宮本」(宮内庁書陵部蔵)として現在に伝わる。