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皇族軍人伝記集成 第16巻 高松宮宣仁親王

皇族軍人伝記集成 第16巻 高松宮宣仁親王
高松宮宣仁親王(「高松宮宣仁親王」伝記刊行委員会編 1991年)

定価30,800円(本体28,000円) 
ISBN 978-4-8433-3568-0
刊行年月 2012年02月

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本書の内容

高松宮宣仁親王〔たかまつのみや・のぶひと・しんのう〕
明治三八年(一九〇五)〜昭和六二年(一九八七) 大正天皇の第三皇子で幼名は光宮。幼時には兄宮ふたり(昭和天皇と秩父宮)とともに養育される。大正二年(一九一三)に有栖川宮家の祭祀を継承するかたちで高松宮家を創設。親王妃は徳川慶久(慶喜七男で公爵)の二女・徳川喜久子。日米開戦後、早くから和平を模索し、反東條勢力とも接触する。戦後の占領期は直宮として兄の天皇を支え、後に福祉事業、文化、スポーツ振興にも尽力する。最終階級は、海軍大佐。

■『高松宮宣仁親王』(「高松宮宣仁親王」伝記刊行委員会編・朝日新聞社・一九九一年)「あとがき」に高松宮の薨去の四ヶ月後、「高松宮と深く関わりのあった方々を委員として発足」とあり、元侯爵・細川護貞や高松宮家関係者、朝日新聞皇室担当記者らがあたり、昭和天皇崩御のため、一時中断しながら、三年有余を経て、刊行する。「喜久子妃殿下のご好意により披見を許された門外不出の「お側日誌」、「武官日誌」、戦後の日々の動静を中心とした「日誌」などを基に、年譜にしたがって記述を進めた」正伝といえる伝記。特に戦時下から戦後にかけての記述は今後の近現代史研究においても大きく寄与する基本資料である。