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美術批評家著作選集 第5巻 柳亮(やなぎ・りょう)

美術批評家著作選集 第5巻 柳亮(やなぎ・りょう)

[編・解説] 江川佳秀

定価24,200円(本体22,000円) 
ISBN 978-4-8433-3430-0
刊行年月 2010年06月

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本書の内容

柳亮(やなぎ・りょう 1903~1978) 1925年に渡仏しパリ大学とエコール・デュ・ルーヴルに学ぶかたわら、巴里芸術通信社を開設し日本語雑誌『巴里芸術通信』を創刊、在留日本人作家たちの展覧会などを手掛ける。帰国後本格的に美術批評家として活動を始め、1936年に美術批評家協会を結成する。大学の教壇に立ち直接作家の育成にもあたり、戦前戦後を通じて美術界に大きな足跡を残す。
【収録内容】
◆巴里事情
「エミイル・ボアイエ」(アトリエ 1928年4月)/「藤田氏の為に弁ず」(アトリエ 1929年12月)/「サロン過多症—近時仏蘭西美術界雑記」(美之国 1931年3月)/「巴里日本美術協会紛争の責任当事者として 大森啓助君への公開状」(美術 1933年11月)/「エコール・ネオ・ヂヤポネーズの註訳 上 アンドレ・サルモンに」(アトリエ 1933年12月)/「ロンドンで餓死した頓野」(アトリエ 1934年3月)/「クウポールの酒場—ある時代のパリのメモアール」(セルパン 1934年7月)/「酒場で仕事するマンレイ達」(セルパン 1934年8月)/「パスキンの饗宴—ある時代のパリのメモアール」(セルパン 1934年9月)/「巴里女物語1 美爪術師の話」(セルパン 1934年11月)/「巴里女物語2 巴里の人形師」(セルパン 1934年12月)
◆美術批評
「ブラボー・クニヨシ 国吉康雄君に贈る書簡」(アトリエ1931年12月)/「ラプラードの死を悼む」(アトリエ 1932年4月)/「ヒューザン会の思ひ出とその他 最近に開かれた二三の個展について」(アトリエ 1934年8月)/「藤田嗣治の芸術」(画論 1941年9月)/「独立美術協会展 所感と其他」(アトリエ 1931年2月)/「春陽会と国画会の所感と其他」(大衆芸術 1931年6月)/「解説独立美術展記 附・入選作品概評」(アトリエ 1932年4月)/「〈独立〉の日本主義とエスプリ・モデルン」(アトリエ 1935年4月)/「モチーフとテーマの問題 院展、二科、三部会彫刻評」(アトリエ 1936年10月)/「有閑日本工芸よ迷路を出よ 巴里万国博の出品作を観る」(アトリエ 1937年3月)/「焦燥する日本画壇—国画院・日本画会評」(アトリエ 1937年5月)/「時局精神と文展 洋画評」(みづゑ 1937年11月)/「精神と方法の問題—新制作派第四回展評」(造形芸術 1940年1月)/「第十二回独立展のメモ」(新美術 1942年4月)/「戦争美術の浪漫性と写実性 大東亜戦争美術展評」(新美術 1943年2月)/「決戦美術展」(画論 1943年10月)/「大いなる野心をもて 陸軍美術展評」(美術 1944年5月)/「帝展有罪か 帝国美術院は須く仏国翰林院に擬へ」(アトリエ 1935年2月)/「国宝の文化的意義」(美之国 1937年2月)/「文展機構改革に関する諸問題」(美之国 1939年1月)/「生活と美術—効用論者への反省として」(アトリエ 1941年7月)/「最近のフランス美術界に就いて見た批評・批評家・批評業」(アトリエ 1931年5月)/「美術批評家協会の結成と抱負について」(美之国 1936年11月)/「美術批評の貧困」(美之国 1937年6月)/「私の批評精神」(アトリエ 1940年10月)
◆西欧作家研究
「近代巨匠の古典研究1 ドガ篇」(みづゑ 1940年3月)/「近代巨匠の古典研究2 ルノアール篇」(みづゑ 1940年4月)/「近代巨匠の古典研究3 セザンヌ篇」(みづゑ 1940年5月)/「近代巨匠の古典研究4 ゴーギャン篇」(みづゑ 1940年7月)
◆美術理論
「ヒューマニズムとレアリズム」(みづゑ 1938年3月)/「〈何を描く可きか〉の問題」(みづゑ 1938年7月)/「絵画的モチーフとしての戦争画について」(みづゑ 1938年9月)/「芸術に於けるモニュマンタリテの意義及びその日本的表現の特質」(みづゑ 1939年10月)/「主題画と構図問題」(新美術 1941年12月)/「浮世絵と印象派 ピトリスクとレアリズムの問題」(画論 1942年2月)/「レアリズムの限界(上)モチーフの部」(新美術 1942年10月)/「レアリズムの限界(下)様式の部」(新美術 1942年11月)/「海洋美術論—海に因む名作」(新美術 1943年9月)/「ロマンチズムの測定『現実・浪漫・古典』の第二部」(新美術 1943年5月)/「ロマンチズムの測定(下)『現実・浪漫・古典』の第二部」(新美術 1943年7月)/「群像構図論」(美術 1944年1月)/「モンヂアリズム 日本美術史考1 説序」(アトリエ 1938年2月)/「モンヂアリズム 日本美術史考2 歴史性に於ける二つの性格」(アトリエ 1938年4月)/「モンヂアリズム 日本美術史考3 伝統の律動」(アトリエ 1938年5月)/「モンヂアリズム 日本美術史考4 伝統の時間的生成と空間的生成」(アトリエ 1938年6月)/「モンヂアリズム 日本美術史考5 現象形態の二元性に於ける日本的性格」(アトリエ 1938年8月)/「モンヂアリズム 日本美術史考6 芸術と生活の日本的統合」(アトリエ 1938年9月)