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近代日本のセクシュアリティ 第25巻

近代日本のセクシュアリティ 第25巻
未亡人という生き方

定価17,600円(本体16,000円) 
ISBN 978-4-8433-2975-7 C3336
刊行年月 2008年10月

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本書の内容

 古谷綱武(一九〇八~一九八四)は文藝評論のみならず、女性論、児童文学、人生論などに積極的に発言、戦後も活躍。『悩める未亡人のために』は古谷の幅広い評論活動の中でも、未亡人を主題に据えた数少ない著作である。
 みずからも未亡人である生田花世(一八八八~一九七〇)が、自身を含んだ様々な事例、「いつか長編小説に書いて世に残そうと計画していた材料(「あとがき」)」をもとに、終戦後の日本における「未亡人」の生き方について論じた一冊。

『悩める未亡人の為に』昭和二十四年/中内書店発行/古谷綱武[著]
【目次から】序/この本のはじめに/女性としての生活について/母としての生活について/ひとつの記録

『未亡人』〈女性の書 第十四巻〉昭和二十四年/三元社発行/生田花世[著]
【目次から】本篇より(未亡人となる/生活の生き埋め/悲壮の幸福/肉体の波/未亡人の恋愛/再婚のむずかしさ) 結論より(戦争の犠牲/暗い売春行為/未亡人の相互扶助/明日の未亡人) ほか