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新・プロレタリア文学精選集 第2巻 秋田雨雀『仏陀と幼児の死』大正9年 叢文閣

新・プロレタリア文学精選集 第2巻 秋田雨雀『仏陀と幼児の死』大正9年 叢文閣

[監修] 浦西和彦 [解説] 井上理恵

定価14,300円(本体13,000円) 
ISBN 978-4-8433-1181-3 C3393
A5判/上製/函入

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本書の内容

愛児を失った母ゴータミは遺骸を抱きしめて家を飛び出す。そこに現れたのは医者と名乗る貧しい男だった。生死と精神の昇華を描く異色の表題作や自由恋愛の悲劇を描く「颱風前後」など9篇。

[著者紹介]
秋田雨雀 あきた・うじゃく 明治16(1883)・1・30~昭和37(1962)・5・12
劇作家。青森生れ。本名徳三。明治40年早稲田大学英文科卒。同年、島村抱月の推挙により『早稲田文学』に小説「同性の恋」を発表。自由劇場・芸術座に参加後、美術劇場を結成し「埋れた春」を上演(大正3)。演劇活動の傍らエスペラント研究、社会主義運動に努め、戦後共産党に入党。戯曲に「国境の夜」(大正9)、「骸骨の舞踏」(大正13)など。